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ブラジルの大手家電・家具チェーン、顧客コールセンターを大手専門サービス会社へ売却

カーザス・バイーア

[サンパウロ 11月29日 ロイター] – ブラジルの家具・家電の小売りチェーン「カーザス・バイーア」と「ポント・フリウ」の親会社である「ヴィア・ヴァレージョ」が、子会社である「カーザス・バイーア・コールセンター」(「カーザス・バイーア」のコールセンター)を11月中に売却すると発表した。

売却先は「アテント・ブラジル」。売却は経済保護管理員会(CADE)へ文書で報告した。11月28日(金)の官報は、契約が問題なく承認されたことを伝えた。

経済保護管理員会(CADE)に提出された文書によると、売買契約に調印されたのは11月4日で、今後5年間、「アテント・ブラジル」が「ヴィア・ヴァレージョ」のコールセンターのサービス業務を獲得するという。

契約に関する価格は売買を行った両社とも公表しておらず、「ヴィア・ヴァレージョ」は契約自体は認めているが、詳細は語っていない。

「アテント・ブラジル」が本契約で権利を得た事業を実際にはじめられるのは、契約締結後15日が経ってからになる。「アテント・ブラジル」側は、オペレーションの詳細についても明らかにしていない。

直近の四半期の報告書で「ヴィア・ヴァレージョ」は、「カーザス・バイーア・コールセンター」が9月までに3790万ヘアイス(約17億260万円)を経費で使っている。

また、同文書は「『ヴィア・ヴァレージョ』は、彼らが本来管轄していない事業を行う部署を専門の会社に売却するというこの契約を結ぶことで、彼らの体力を集中させて、専門分野での開発や投資に専念することができるようになり、同時に、(コールセンターを専門会社へ売却することで)エンドユーザー向けのサービスの改善がおこなえる」とも記している。

流通大手「パォン・ジ・アスーカル」グループ傘下にある「ヴィア・ヴァレージョ」は、ブラジルの家具や家庭用電化製品の分野における最大の小売業者。「ベインキャピタル」の出資を受けている「アテント・ブラジル」(かつて「アテント・スペイン」だった)は世界16ヶ国で事業を展開している。

通信会社「ヴィーヴォ」のオペレーターのように顧客のアテンドを行うサービスセンターを提供している「アテント」は、今回のブラジルでの「ヴィア・ヴァレージョ」との契約により、同国でこの分野でのトップを走る「コンタックス」に、追いつきつつある存在になろうとしている。

企業による経済保護管理員会(CADE)への報告によると、コールセンターを利用する企業は国内に約140社あり、2013年のマーケットの規模は97億ヘアイス(レアル)(約4357億6000万円)だった。

コンタックスはマーケットの内19.9%を占めており、この分野でのトップを走っている。これに続くのがアテントで、これまでマーケットの5.8%を持っていたが、今後は10%以上を占めることになる。

※1ヘアウ(レアル)=約45円で換算

(写真/Paulo Pinto/Fotos Públicas)
写真はサンパウロ市旧市街区にある「カーザス・バイーア」店内

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