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2015年 01月 12日 02:23
1月9日(金)よりイグアス国立公園のビジターセンターに歴史記念館「滝のメモリアルスペース」がオープンしたとブラジル政府が公表した。
同国立公園は10日(土)にオープンから76周年を迎えることもあり、同日夜の開会式では76周年記念も同時に祝われた。
施設の規模は130平方メートルで入場料は無料。デジタルデータで保存された約1500点、イグアスの滝の歴史を捉えた写真や、アンティーク家具、印刷された写真、パネルなどが所蔵されている。またドキュメンタリー映像の上映も行われる。
同プロジェクトの発案者でイグアス国立公園のジョルジ・ペゴラーロ所長は、滝に関する古い写真や図版、グッズなどを持っている人への寄付も呼びかけている。
イグアス国立公園はブラジルの絵葉書の素材としても代表的な場所のひとつ。2014年だけで150万人以上の観光客が訪れた。運営会社によると、そのうち64万6千人は世界172ヶ国からやってきた海外からの観光客だという。
1986年にユネスコの世界自然遺産に登録されているほか、2011年には新・世界自然7不思議にも選ばれた。
(文/麻生雅人、写真/Espaço Memória das Cataratas)
写真上から、60年代の観光客フランツ・コーレンバーグ氏、40~50年代のアトラクション、1925年の公園内のホテルと観光客
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