ブラジルで、マリファナ(?)入りリングイッサ(ソーセージ)見つかる。シュハスコの最中に煙で発覚

2015年 04月 24日

マリファナ in リングイッサ

4月21日、ブラジル南部パラナ州の沿岸部にあるパラナグア市で、とある家族がチラデンチスの祝日の休暇でシュハスコを楽しんでいたところ、リングイッサ(ブラジル流の燻製していないソーセージ)の中にマリファナと思われる物質が入っていることを発見、警察に通報した。

ニウソン・サントス・ジニス捜査主任によると、家族は地域住民で、問題のリングイッサは地元のスーパーマーケットで購入したものだという。現地メディア(「G1」)が伝えている。

「彼女は、トスカーナタイプのリングイッサを焼こうとしたとき、中身が別の物質に入れ替わっていることに気づきました。匂いが家中に蔓延してシュハスコに参加していた全員が異変に気がついたそうです」(ジニス捜査主任)

同捜査主任によると、警察では現在のところ物質は専門家によって分析中で、マリファナであるかどうか確認中だという。

「もしマリファナだった場合、薬物に関する法律によって捜査の対象となります。マリファナではなかった場合は(薬物関係とは)異なる種の犯罪として捜査を行うことになるでしょう」(ジニス捜査主任)

現在、捜査段階のため家族が購入したスーパーマーケットの名前は公表されていない。

(文/麻生雅人、写真/1ª SDP de Paranaguá (22/04/2015))