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シュハスコの国ブラジルで肉の値段が高騰

牛肉 値上げ

日本でもかなり知名度が上がってきたブラジル料理のシュラスコ(シュハスコ)。もともと肉の値段が高い日本では毎週シュラスコに通うわけにはいかないが、肉食大国ブラジルでも、頻繁にシュハスコが食べられなくなるかもしれない!?

TVグローボが6月5日、番組「ボンジーア・ブラジル」で伝えたところによると、ブラジルで過去12か月の間に牛肉の相場が20%以上上がっているとのことだ。

2015年に入ってブラジルでは、インフレが最大の社会問題とみなされているという。

インフレは市民の食卓にも容赦なく押し寄せる。牛肉においては、ブラジルで二級部位と言われるスネやカタバラなど煮込みやスープ料理に適した部位の価格上昇が特に目立つ。ステーキなどに適したロースや焼き物に適したサーロイン、ランプなど、一級部位の値段に迫るほどの上昇を見せているという。

二級部位は煮込み料理に向いているため、寒くなってきたこの時期から需要が高まってくる部位だ。インフレと需要の高まりは価格上昇に直結し、過去12か月の間の価格上昇幅は牛のすじ肉で+22.7%、カタバラで+25.6%、リブで+23.3%上昇している。

急激な価格上昇により消費者にも混乱が広がっている。

「しばらく前まで1キロ当たり8レアル(約320円)だったのに、今は14レアル(約560円)にもなります」

「今は一級部位が1キロ16レアル、二級部位が14レアル。たった2レアルの差しかなくなっています」

二級部位の値段が上がっている背景には、夏の間の、普段と異なる値動きが関係しているようだ。

「二級部位は通常、年の終わりから翌年の始めには需要が落ちるため、値段も下がります。しかしながら今年はそういう値動きが見られませんでした。そのため、もともと需要が上がるこの時期にさらに家計に厳しいレベルにまで上がったということが考えられます」(サンパウロスーパーマーケット協会、マルコス・レアンドロ・トズィさん)

この物価高を乗り切るには、献立を変えるしかなさそうだが、町行く人々からは、あらゆるものの値段が高いため、献立を変えるだけでは対応しきれないとの声が多く聞かれた。

(文/余田庸子、写真/Reprodução/Bom Dia Brasil/TV Globo)
写真は「ボンジーア・ブラジル」より。TVグローボのニュース番組はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴のお問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで)

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