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1960年代末から活躍するブラジルのシンガーソングライター、ギリェルミ・アランチス来日。ブラジルフェスティバル2015に出演

ギリェルミ・アランチス

代々木公園で7月18日(土)、19日(日)に開催される第10回ブラジルフェスティバル(主催:在日ブラジル商業会議所)のメインステージでは、2日間に渡り国内外のアーティストたちがブラジル音楽やダンス、武術などを披露する。

メインステージ、初日のトリ(7月18日(土)17時40分~)を務めるのはブラジルから来日するシンガー・ソングライター、ギリェルミ・アランチス。2014年のブラフェスに続き2年連続の出演となる。

ギリェルミ・アランチスは1953年7月28日、サンパウロ生まれ。

パウロ・ヴァンゾリーニなど郷土の音楽が好きだったという父親の影響で、5歳の頃にはカヴァキーニョを弾いていたというギリェルミは6歳でピアノを学んだ。

ギリェルミにとって最初のバンドはオス・ポリソナンチス(Os Polissonantes)。バンドには俳優のカドゥ・モリテモも在籍していた。

1969年、プログレッシヴロック音楽のバンド、モト・ペルペトゥオ(Moto Perpétuo)に参加。プロフェッショナルとしての音楽家のキャリアはここから始まった。バンドは1974年にアルバム「モト・ペルペトゥオ」(Continental)を発表。ギリェルミの自作曲が9曲収録された。このアルバムのプロデュースを手掛けたのは「ウッチモ・オーラ」紙などで活躍していたジャーナリスト、プロデューサーのモラシー・ド・ヴァウ。モラシーは1973年に、やはりブラジルの重要なプログレッシヴ音楽のバンド、セコス・イ・モリャードス(ネイ・マットグロッソが在籍していたことで知られる)をプロデュースしている。

モト・ペルペトゥオの解散後、ギリェルミの興味は、よりポピュラーな音楽へと向かっていった。この頃、パウタ、ヴィシ・ヴェルサといったスタジオでジングルの録音に関わっている。同時に大学で建築も学んでいたが、音楽の道に進む決心をしたギリェルミは1975年に学校を中退。音楽家としてソロ活動を本格的にスタートさせた。

ギリェルミは数々のレコード会社にデモテープを送り、晴れてソンリヴリと契約。1976年、バラード曲「メウ・ムンド・イ・ナーダ・マイス」がTVグローボのテレノヴェラ「アンジョ・マウ」のサウンドトラックレコードに収録された。曲はスザーナ・ヴィエイラが扮するニッシというキャラクターのテーマ曲として劇中で使われて大ヒット、ギリェルミは一躍、国中の人気者となった。

同年、「メウ・ムンド・イ・ナーダ・マイス」を収録した初のソロ・アルバム「ギリェルミ・アランチス」を発表。同アルバムは日本でもCDが発売されている

ソンリヴリで2作、ワーナーブラザーズ系列で4作、ソンリヴリに戻って1作、CBS~ソニー~コロンビア系列で7作、EMIで1作など、作品をコンスタントに発表したギリェルミは、1970年代後半から90年代前半まで、ポップス、ロック、ホマンチコを歌って最前線で活躍し続けた。1993年にTVノヴェラ「ヘナッセール」の挿入歌となった「オ・ラード・プラチコ・ド・アモール」も多くの人々の記憶に残る曲となった。

2000年にギリェルミはバイーア州のカマサリに移住。同地でNGO「水の惑星(プラネッタ・アグア)」を立ち上げている。自身のスタジオも制作、同年、初のピアノでの弾き語り作品「ニュー・クラシカル・ピアノ・ソロス」をソニーから発表している。

2003年にソンリヴリに復帰、TVノヴェラ「アゴーラ・エ・キ・サォン・エリス」のサウンドトラックに「カズーロ」を提供。同曲を収録したアルバム「アプレンジス」も発表した。

2007年、アルバム「ロートゥス」(ソンリヴリ)を発表。彼自身のスタジオ、コアッショ・ド・サポで2003~2006年に録音された曲が収録されている。ブラジルのAORともいえそうな本作では、これまでもたびたび取り組んできたソウルミュージックに傾倒した曲も聴ける。「セーナ・ジ・シネマ」はマーヴィン・ゲイからチン・マイアまで、国内外のソウルミュージックの音楽家に捧げられた曲。同年、コアッショ・ド・サポで制作した新作「インチミダージ」(ソンリヴリ)も発表した。

2013年、約6年ぶりの新作「コンジサォン・ウマーナ」を自身のコアッショ・ド・サポ・スタジオから発表。

2014年、来日して第9回ブラジルフェスティバルに出演したギリェエルミは今年も同フェスに出演。日本語の歌も披露する予定だという。

第10回ブラジルフェスティバルは7月18日(土)、19日(日)に東京・代々木公園にて11:00~20:00に開催。主催は在日ブラジル商業会議所。ギリェルミは18日(土)17時40分から出演。入場無料。

アーティストのサイトはこちら(http://guilhermearantes.com/site/br/)。

ギリェルミ・アランチスのCDはディスクユニオンでも販売中。

(文/麻生雅人、写真/Arnaldo J.G. Torres)

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