リオのカーニバル2016写真特集(4)サウゲイロ

2016年 02月 22日

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2016年2月7日(日)、8日(月)リオデジャネイロのサンボードロモ・マルケス・ヂ・サプカイーで12のエスコーラ・ヂ・サンバ(サンバ団体)によるエスペシアウの行進が行われ、現地時間10日(水)にコンテストの結果が発表された

リオのカルナヴァウでは、審査員がサンバ・エンヘード(行進のテーマ曲)、エンヘード(行進のテーマ)、コミサォン・ジ・フレンチ(行進の先頭の案内役)、ファンタジーア(衣裳)、メストリ・サラとポルタ・バンデイラ(団体旗を掲げる女性と彼女をサポートする男性)、アルモニア(行進全体の調和)、エヴォルサォン(躍動感、展開)、バテリア(打楽器隊)、アレゴリアとアデレッソス(山車と装飾)の9項目を10点満点で採点。総合得点の最も高かった団体が優勝となる。

2016年トロフィーを獲得した上位4チームのヂスフィーリ写真をシリーズで紹介していく。第4回は、4位入賞を果たしたアカデミコス・ド・サウゲイロ(以下、サウゲイロ)。

サウゲイロは、優勝のマンゲイラと最後まで競り合った末、9項目めのアレゴリアの採点が29.7ポイントと伸びず4位という結果に。他にファンタジーアの29.8ポイント以外は、満点の30ポイントだった。

テーマは、「マランドロたちのオペラ」。ならず者など悪い意味合いで使われることが多いマランドロだが、夜遊びが上手なカリオカの伊達男として表現された。

(文・写真/柳田あや)
オペラの舞台に見立てたアレゴリア