カテゴリ : ビジネス
2016年 09月 8日 23:39
アサイーの名産地としても知られるブラジル北部パラー州にある、産地のひとつマラジョー島のローカル・ニュース。
パラー州の農業技術振興公社(EMATER)は、マラジョー島にあるバグリ市の現地事務所を通じて、150のアサイーの管理プロジェクトに対しアマゾニア銀行の融資の公開を農家たちに用意している。
これらのプロジェクトのひとつでもある、地域に自生するアサイー林の管理は、州都ベレンにて8月31日に15万レアルまでの承認を受けることができた。「アジェンシア・パラー」が伝えている。
全国家族農業強化プログラム(Pronaf)の一環でアサイーの管理を行うために4800~5000レアルを受け取っている、川沿いに暮らす25所帯も、このプロジェクトに入っている。
現在、農業技術振興公社(EMATER)は、主にアサイーの収穫を生業としている同市の300以上の農家をサポートしているが、その一方で年度内の所得を確実にするために、生産の多様化を推奨している。
「私たちは、この融資を公開することでより多くの生産を奨励し、さらに果実の生産性を高めるのに活用されることを信じています」(農業技術振興公社(EMATER)技術者・マリナウド・カルドーゾ・ロバート氏)
(文/麻生雅人、写真/Antonio Silva/AGPA)
写真は9月7日、パラー州のマラジョー島にあるブレヴェス市。アサイー椰子になるアサイーの果実、収穫されたアサイーの果実、アサイー椰子の群生地
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