開幕間近、パラリンピックのシンボルがコパカバーナ海岸に

2016年 09月 4日

リオ パラリンピック オブジェ

ブラジル、コパカバーナ海岸に9月2日(金)、パラリンピック競技大会のシンボルマークをかたどったオブジェが設置された。

オブジェはリオデジャネイロ市南部(ゾナスウ)にあるコパカバーナパレス前のビーチの砂浜に設置され、一般に公開された。

シンボルマークはアーチを半分にした形でアギト(ラテン語で、「覚醒」や「行動」を意味する)と呼ばれている。オブジェは再生プラスチックで作られている。

アギトはそれぞれ赤、青、緑と3つの異なる色を持つ。この3色は国旗に使われる色としても最もポピュラーな色で、地球上のあらゆる地域から集うアスリートたちのシンボルとなっている。

国際パラリンピック委員会(IPC)のフィリップ・クレイヴァン会長は、世界でもっとも有名な観光スポットのひとつにオブジェを設置したと述べた。

「コパカバーナ海岸にアギトが設置されたことは特別なことです」(フィリップ・クレイヴァン会長)

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(記事提供/Agência Brasil、写真/Tânia Rêgo/Agência Brasil)
写真は9月2日、リオデジャネイロ、コパカバーナ海岸に設置されたパラリンピックのシンボルのオブジェのお披露目式。大会マスコットの「トン」も参加