シュガーフリーのブリガデイロも。名物軽食やお菓子が健康食に

2016年 08月 25日

コシーニャ・フィッチ

ワールドカップ、オリンピック、と世界的な大イベントの開催で世界から注目を浴びるブラジル。日本でもブラジルの文化やライフスタイルなどを紹介する媒体が増えた。

ブラジル料理にも注目は集まっている。たとえば、ブラジル風鳥肉コロッケ「コシーニャ」や、チョコとコンデンスミルクを練って丸めたスイーツ「ブリガデイロ」。この2つはブラジルでとてもポピュラーなおやつで、現地では小腹がすいたときにすぐに手が伸びる身近なものだ。

ただ、コシーニャやブリガデイロは塩分・糖分が高く、高脂質・高カロリーのため、健康を気にする層のブラジル人は、伝統的なおやつの誘惑と健康管理の間で揺れているようだ。

グローボ系経済情報番組「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」は、そんなブラジル人のジレンマを解消する救世主たちが現われ始めたことを伝えている。

同番組8月14日づけの放送で紹介されたのは「Coxinha Fit(コシーニャ・フィッチ)」と「Brigadeiro Fit(ブリガデイロ・フィッチ)」。太らなくて健康にいいとされる機能性食品で作られた、コシーニャ、ブリガデイロだ。

機能性食品は成人病予防に効果があるとして、現在ブラジルで消費者の高い関心を集めている(次ページへつづく)。

(文/原田 侑、写真/Reprodução/Pequenas Empresas & Grandes Negócios/TV Globo)
写真はTVグローボ系「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」より「コシーニャ・フィッチ」を販売するフードトラック。TVグローボ系列の番組はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴の問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで