サンパウロの巨大クリスマスツリー、点灯
2016年 11月 28日グローボ系ニュースサイト「G1」が11月26日(土)づけで伝えたところによると、同日、サンパウロ市内のイビラプエラで、巨大クリスマスツリーの点灯式が行われたという。
点灯式はブラジルが夏に向かうこの時期の恒例行事で、会場には何百人もの観客が詰めかけた。
観客は26日の午後から、ツリーに点灯するキャラバンを率いたサンタクロースの到着をツリーの近くで待っていた。点灯式では花火が上がり、人口の雪も添えられた。
クリスマスツリーの高さは35メートル、直径は16メートルで、てっぺんには8メートルの星が飾られている。高さは2015年と同じとのこと。同公園の歴代ツリーでは最も低いツリーとなっている。
ツリーはイビラプエラ公園の10番ゲートの前にあるアウド・シオラット広場で組み立てらてた。2002年に50メートルのツリーがお目見えしてから今年で15年目を迎える。
50メートルから始まり、年を経てどんどん高くなり、2008年と2009年には70メートルにまで達した。その後は68メートル(2010年)、58メートル(2011-2013年)、54メートル(2014年)、35メートル(2015-2016年)と徐々に低くなっていった。
クリスマスツリーは民間企業の協賛により運営されているが、ツリーの根元にはこれから高さ2.5メートルの人工雪玉が飾られるとのことだ。訪れた人たちは雪の飾りつけに入って写真を撮ることができる。
この記念撮影は週末、18時から23時まで行われ、4200人の来場を見込んでいる。クリスマスイブとクリスマスには10時から16時まで開放される予定。
(文/原田 侑、写真/Divulgação)