「ブラジルのサッカーを実況し続ける男」中村義昭氏に聞く、ブラジルリーグの魅力

2014年 12月 5日

ブラジレイラォン杯

ブラジレイラォン第36節での見事な勝利によって、2年連続の優勝を手にしたクルゼイロ。

前線にマルセロ・モレノやリカルド・グラルなど、リーグ得点上位に名を連ねる強力な攻撃陣を配して、過酷なシーズンを通じて、終始安定した成績を残して連覇を成し遂げた。

最終節ではホームのミネイラォン(ベロオリゾンチ市)で、優勝セレモニーの開催も予定されている。セレモニーの様子も日本ではCSテレ朝チャンネル2にて独占生中継予定だ。

というわけで、いよいよフィナーレを迎えるブラジルリーグ。この1年間、実況を担当してきた中村義昭アナに、ブラジルリーグの魅力と最終節のみどころを聞いた。

「ブラジルは、やはり“サッカー王国”です。今シーズンに限らずサッカーの原点がブラジルリーグにあるんだなと、毎試合、感じさせられます」

特に、“勝負へのこだわり”は世界一だと中村さんはいう(次ページへつづく)。

(文/加藤元庸、写真/Rafael Ribeiro/CBF)
写真は、クルゼイロに贈られるブラジレイラォンのトロフィー。高さ60cm、幅45cm、深さ40cmの杯。重さは15kgで金メッキ