カテゴリ : エンターテインメント
2017年 02月 28日 14:58
2月26日（日）の夜から28日（火）の明け方にかけて、ブラジル、リオデジャネイロのカルナヴァウ専用会場サンボードロモを舞台に、2017年のコンテストパレードが開催された。カルナヴァウの模様をTVグローボ、「G1」などが伝えた。
初日の一番手となったパライーゾ・ド・トゥイウチは、カーニバル会場への入場直前のエリアで山車の1台がバランスを崩し負傷者を出す事故を起こしたが、カーニバルの行進は無事に終えた。
花と蝶、先住民、ポップアートを思わせるスープ缶に扮したダンサーなどの色とりどりのアーラ（行進のパート）が目を引いたパライーゾ・ド・トゥイウチの行進のテーマは「トロピカーリア50周年」。3100名の参加者が32のアーラに分かれて、1960年代末に起こった芸術~社会運動「トロピカーリア」にオマージュを捧げた。
TV司会者シャクリーニャ、歌手・女優のカルメン・ミランダ、映画作家のグラウベル・ホッシャ、作家のオズヴァウド・ジ・アンドラージ、現代アート作家のマリオ・ジ・アンドラージ、画家のタルシラ・ド・アマラウ、そしてビートルズにもオマージュが捧げられた。トロピカリスタたちをテーマにした3番目のアーラでは、カエターノ・ヴェローゾとジウベルト・ジウの巨大な頭部が山車に備え付けられていた。
パライーゾ・ド・トゥイウチの行進の写真は次ページ以降にも掲載しています。
（文／麻生雅人、写真／Cézar Loureiro／Riotur）
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