ジーコとJリーグの村井理事長、シャペコエンセ会長らと会談

2017年 04月 2日

シャペコエンセ

3月31日(金)の午後の早めの時間、Jリーグの村井満理事長がジーコ元日本代表監督とともにサンタカタリーナ州シャペコ市を訪問したと、現地メディア「グローボ・エスポルチ」が伝えている。

両者は空港で、同市を拠点とするサッカー・チーム、シャペコエンセの運営者たちと会談を行ったという。

会談に出席したのはシャペコエンセのプリニオ・ダヴィ・ジ・ネス・フィーリョ会長、イヴァン・トゾ副会長、シャペコ市のルシアーノ・シャペコ市長、シャペコエンセのジョアン・ダヴィ・ジ・ネス・マーケティング部長。

シャペコエンセ

村井理事長は、日本のファンが、2016年11月28日のラミア航空機の墜落事故の71名の犠牲者に捧げた追悼メッセージを記したカードを贈り、カードには日本でも活躍したエヴェルトン・ケンペスへの感謝の言葉や、シャペコエンセへの励ましの言葉が記されていたという。

空港で「グローボ・エスポルチ」のインタビューに答えたジーコは、日本とシャペコエンセはより関係を親密にしていくと語った。

「Jリーグの理事はシャペコエンセを応援するために、日本でキャンペーンを行い両国の橋渡しをします。8月15日には『スルガ銀行チャンピオンシップ2017 SAITAMA』へのシャペコエンセの参加が決まっています。また別のコンペティションのためU-18チームも招待しましす」(ジーコ)

地元紙「ジアリオ・カタリネンシ」によると村井理事長は会談で、12月に日本で、国外の4チームと国内の4チームが対戦するユースチームのトーナメントを行い、これにシャペコエンセを招待すると語ったという。

その後ジーコはのホーム、アレーナ・コンダを訪問。自身の名前の入ったユニフォームをプレゼントされた。

(文/麻生雅人、写真/Silri Freitas/Chapecoense)