カネボウ「エビータ ボタニバイタル」のCMで長澤まさみとバルバトゥッキスが共演
2018年 04月 11日カネボウ化粧品が3月から発売しているエイジングケアシリーズ「エビータ ボタニバイタル」では、女優の長澤まさみをイメージキャラクターに起用した新しいTVCM「カネボウ/エビータ ボタニバイタル 植物の強さ」篇をオンエアしている。
このCMで、ブラジルを代表するボディパーカッショングループ、バルバトゥッキスが音楽を担当している。
「エビータ ボタニバイタル」を発売したカネボウによると、働く女性が増加して、がんばりすぎない、身の丈に合ったライフスタイルが好まれるといった時代の変化に伴い、「植物」「ナチュラル」という価値に共感し、自然で健康的な生活を志向するトレンドがあるという。
そこで、エイジングケアブランドとして大人の女性の美しさを探究し続けてきた「エビータ」は、過酷な環境でも根を張り、みずみずしい花を咲かせる、植物の持つ力強さ、生命力(保湿力)に着目。新シリーズ「エビータ ボタニバイタル」を、エイジングケアに関心を持つすべての女性に提案することになったという。
このコンセプトはキャンペーンのためのTVCMにも反映された。
このCMでは、植物のみなぎる力(保湿力)をリアリティーをもって表現するために、世界の大樹を訪ねて撮影が行われたという。登場するのは、地元の人が“神木”としてあがめるタイの「モンキーポッドツリー」、樹齢4700年を数える地球上で最古の樹木が現生するアメリカ合衆国の「ブリッスルコーン・パイン・フォレスト」、約800年前に建立されたカンボジアのアンコールワット遺跡群のひとつ、プリヤ・カーンに根を下ろす「ガジュマル」。
過酷な環境でも生き抜く植物の力強さと美しさ、自然の神秘的な美しさを表現するため、それぞれの植物が持つ魅力を最大限に引き出すべく、差し込む光の位置から、風の吹き方、水の流れ、幹や根、枝、葉の一枚一枚に至るまでにこだわって撮影が行われたという。
この「エビータ ボタニバイタル」を音でも表現するために、世界各地の音楽が聴き比べられ、ブラジルのバルバトゥッキスが音楽担当に選ばれたという。「私が生きているところ、それは森。長い長い歴史のあるところ。輝く太陽や吹く風が、いろいろなことを教えてくれる。私たちは、変わるべきときが来たようだ」といった内容の歌をボディパーカッションに乗せて聴かせている。
1995年にサンパウロで結成されたバルバトゥッキスは、今では世界を股にかけて活躍するボディ・パーカッション集団。2016年のリオデジャネイロ・オリンピック閉会式でのパフォーマンスも記憶に新しい。
ボディを叩くだけでなく、口腔で音を響かせたり、足踏みなを均したり、人間の身体のあらゆる箇所を楽器として捉え、メンバー個々が鳴らす音をアンサンブルで操り、サウンドのみならずメロディまで操るバルバトゥッキスの表現は、自然の神秘的な美しさを表現した今回の映像にはまさにうってつけといえるだろう。
出演した長澤まさみさんは「あんなに大きな樹を普段の生活で目にすることがないので、とても感動しました」と語った。
「天気にも恵まれ、柔らかくて力強い太陽の光が差しこんできて、神秘的な樹がよりいっそう神秘的に映っていました。撮影している時の空気は穏やかで、優しい時間が流れていました。この場所に力強さを感じました」(長澤まさみさん)
「エビータ ボタニバイタル」は、植物のみなぎる力(保湿)を味方に、うるおいあふれるハリ肌に導くセルフエイジングケア(年齢に応じたうるおい・ハリのお手入れ)シリーズとのこと。
(文/麻生雅人、写真提供/カネボウ化粧品)