ゴールデンウィークはカピバラとふれあおう

2018年 04月 14日

カピバラ ナス 風呂

ゴールデンウィークに向けて、日本各地のさまざまな動物園や水族館で、カピバラとふれあうことができる催しが開催されます。

カピバラは、南米を中心とする、水辺の森林地帯、湿地帯、サバンナ地帯などに生息する齧歯目の動物で、ブラジルのミナスジェライス州にあるグランジ・ドウラードス連邦大学農業科学学部が2012年に発表したレポートによると、カピバラ属(Hydrochoerus)には H. hydrochaeris、H.
isthmius、H. dabbnei、H. uruguayensesの4種があり、ブラジルに広く生息しているのはHydrochoerus hydrochaeris。パナマ、コロンビア、ヴェネズエラに多く生息しているのはHydrochoerus isthmiusとのことです。

そんなカピバラは、日本各地の施設で人気者となっています。

栃木県那須郡那須町にある那須どうぶつ王国では、カピバラがお風呂に浸かる様子を眺めながら、観客自身も入浴できる温泉施設「王国温泉 カピバラの湯」が人気を集めています。

「王国温泉 カピバラの湯」がオープンしたのは2年前の2016年の春で、スタートして以来クチコミで人気が広がり、カピバラの湯を目当てに那須どうぶつ王国を訪れる客が増えているとのことです。

カピバラの湯は、温泉に浸かりながら、ガラス越しに、お風呂に浸かるカピバラを間近で観察することができる施設で、男湯・女湯共に約3~4頭のカピバラを観察することができるほか、カピバラエリアの観察スペースでは屋外に出てカピバラの観察をすることが出来ます。

「王国温泉 カピバラの湯」の営業時間は13:00~16:30(~土日祝17:00)、定休日は水曜日。

入浴料は大人(中学生以上)500円、こども(3歳~小学生)250円。ただし「王国温泉 カピバラの湯」は、那須どうぶつ王国入国者のみ利用が可能なので、別途「那須どうぶつ王国」入国料(大人(中学生以上)2400円、こども(3歳~小学生)1000円)が必要となります。レンタルタオルは200円(タオルは持ち込みも可能)。混雑時は入館を制限する場合があります。

ところかわって、横浜・八景島シーパラダイスでは、「かわうそかぴばランド」を5月13日(日)までの期間限定でオープンしています。

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(文/麻生雅人、写真提供/那須どうぶつ王国)