ブラジリアで詩と視覚芸術の美術展はじまる
2013年 08月 17日ブラジリアのMuseu Nacional da República(国立博物館)にて、詩と視覚芸術との相互作用を提案する美術展が始まったとAgência Brasilが伝えている。
Manuel Bandeira(マヌエウ・バンデイラ)、Murilo Mendes(ムリーロ・メンデス)、João Cabral de Melo Neto(ジョアン・カブラウ・ヂ・ネト)、Carlos Drummond de Andrade(カルロス・ドルモン・ヂ・アンドラーヂ)、Vinicius de Moraes(ヴィニシウス・ヂ・モライス)といった、ブラジルを代表する詩人たちの言葉と共に、絵画、陶芸、即興作品など、49作家のアート作品が83点展示されている。
展示されているアートは、サンタンデール銀行が所有するもの。
独自の画法を最初に確立したブラジル人芸術家といわれるCandido Portinari(カンヂド・ポルチナリ)、1922年の「近代芸術週間」にも参加した作家で、ムラータ(アフリカ系黒人とヨーロッパ系白人の混血女性)の絵を好んで描いたEmiliano Di Cavalcanti(エミリアーノ・ヂ・カヴァウカンチ)といったモデルニズモ作家の作品から、Fernanda Rappa(フェルナンダ・ハッパ)、Renata de Bonis(ヘナータ・ヂ・ボニス)といった現代アート作家の作品、ブラジルで活躍する外国人作家の作品までが並ぶ。
日本人~日系人作家ではTikashi Fukushima、Wakabayashi、 Kaminagai e Flávio Shirôが参加している。
入場は無料、美術展は9月29日まで開催される。
Exposição Narrativas Poéticas
Museu Nacional da República
14/08 a 29/09/2013
Terça a domingo
Das 9h às 18h30
Entrada Franca
(文/麻生雅人、写真/Elza Fiuza/ABr)