「ラテンアメリカのベストレストラン 50」2013北東部料理からアマゾン料理まで、ブラジルから9店が選出

2013年 09月 9日

業界紙レストランマガジンが主宰するレストラン番付。「サンペレグリノ世界のベストレストラン 50 2013」に続き、「ラテンアメリカのベストレストラン 50 2103」が公表されている。

「世界のベストレストラン 50 2013」では、6位「D.O.M.(ドン)」(サンパウロ/2012年は4位、2011年は7位、2010年は18位)、46位「Maní(マニー)」(サンパウロ/初登場)と、ブラジルからは2店がランクインしていた。

「ラテンアメリカのベストレストラン 50 2103」では、2位「D.O.M.(ドン)」(サンパウロ)、5位「Maní(マニー)」(サンパウロ)、10位「Roberta Sudbrack(ホベルタ・スジブラッキ)」(リオ)、16位「Mocotó(モコトー)」(サンパウロ)、23位「Fasano(ファザーノ)」(サンパウロ)、32位「Attimo(アッチモ)」(サンパウロ)、35位「Olympe(オリンピ)」(リオ)、38位「Remanso do Bosque(ヘマンソ・ド・ボスキ)」(ベレン)、41位「Epice(エピシ)」(サンパウロ)と9店がランクインを果たした。

今年、新店「Dalva e Dito ダウヴァ・イ・ヂト」もオープンさせ、ブラジル各地に伝わる伝統的な食材を現代的なメニューに生まれ変わらせる手腕で評判のAlex Atala アレックス・アタラの「ドン」と、Helena Rizzo エレーナ・ヒーゾと Daniel Redondo ダニエウ・ヘドンド夫婦の「マニー」は「世界のベストレストラン 50」にも選ばれているので予想通りのランクイン。

ブラジル北東部料理で名高い「モコトー」など評判が定着している店から、昨今ブラジル中のシェフが注目しているアマゾン地方の素材を使った料理で知られる「ヘマンソ・ド・ボスキ」など、注目株までが並んだ。

「Latin America’s 50 Best Restaurants 2013」
http://www.theworlds50best.com/latinamerica/br/a-lista

(文/麻生雅人)