千葉県八千代市「モンテヤマザキ」
2013年 10月 8日有名な静岡県浜松市や群馬県大泉市だけでなく、規模は大きくなくても、日本各地にブラジル人コミュニティは存在する。千葉県八千代市も、そんな街のひとつ。UR村上団地には多くのブラジル人が生活している。
この団地の中の商店街に、ブラジル流パン屋&食材店「モンテヤマザキ」がある。一見、どこにでもありそうなパン屋さんに見えるが、一歩、足を踏み入れると、そこはブラジル。ラックにはポルトガル語の雑誌がず並び、パスコア(復活祭、英語圏でいうイースター)のシーズンになるとチョコレート菓子が天井を埋め尽くすという。
もちろん主役のパン類もブラジル流。ボリュームたっぷりの手作りハンバーガー、リングイッサのサンドイッチなどはテイクアウトも可能。コシーニャ、パステウなど定番のスナックもある。
お客さんはこの地域で暮らすブラジル人だけでなく、昔ブラジルに住んでいたという人からハンバーガー好きまで、最近は日本人の来店者も多いという。
「モンテヤマザキ」
千葉県八千代市村上2-9-102
電話0474-82-0766
(文/加藤元庸、写真提供/アイピーシー・ワールド)