グラチャンバレー、女子はブラジルが金メダル、日本は銅

5試合目は日本との対戦。第一セットは日本優勢でスタートしたが19点目でブラジルが逆転。その後は手に汗握るシーソーゲームが続き27-27と拮抗したが、日本の石井のバックアタックが惜しくもアウトとなり、ブラジルが29-27で第一セットをモノにした。

第二セットはブラジル優勢で進み、25-14でブラジルがゲットしたものの、4点目の石井のスパイクなど、日本も技の切れ味は鋭かった。

第三セットは復帰した江畑幸子、長岡望悠、シェイラ、フェ・ガライなどの活躍で白熱した試合に。ブラジルはタッチネットやサーブでアウトになる局面もあったが終盤は優勢に持ち込み、25-18でブラジルが勝利。

ブラジルが優勝を飾った。

先発メンバー

Fabíola　ファビオーラ（levantadora　セッター）
Adenízia　アデニジア（centrais　センター／ミドルブロッカー）
Fabiana　ファビアーナ　（centrais　センター／ミドルブロッカー）
Fernanda Garay　フェルナンダ・ガライ　（ponteira　ウィングスパイカー）
Natália　ナタリア　（ponteira　ウィングスパイカー）
Sheilla シェイラ　（opostos オポジット）
Camila Brait　カミラ・ブライチ 　（líbero　リベロ）

石井優希（ウィングスパイカー）
新鍋理沙（ウィングスパイカー）
岩坂名奈（ミドルブロッカー）
迫田さおり（ウィングスパイカー）
中道 瞳（セッター）
木村沙織ウィングスパイカー）
佐藤あり紗　（リベロ）

（文／麻生雅人）