アトレチコ・ミネイロ23人衆のブラジル魂に期待!

2013年 12月 14日

ガロエンブレム

日本時間の12月12日(木)にはじまった「TOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ モロッコ 2013」(Copa do Mundo de Clubes da FIFA 2013)。今回の出場チームの中で唯一、1つの国籍の選手で構成されているチームがアトレチコ・ミネイロだ。彼らの団結力は他チームに比べても高いはず。南米の代表としてだけでなく、母国を優勝に導く気持ちを持って戦いに望んでくれるだろう。

大会公式ホームページによると、出場各チームの選手国籍の内訳は以下のとおりである。

開催国のラジャ・カサブランカ/モロッコ(19人)+マリ(1人)+コンゴ民主共和国(1人)+中央アフリカ共和国(1人)+コートジボワール(1人)。

ヨーロッパ王者でもあり今回の大本命のバイエルンミュンヘン/ドイツ(11人)+ブラジル(2人)+ベルギー(1人)+オーストリア(1人)+スペイン(2人)+フランス(1人)+オランダ(1人)+スイス(1人)+デンマーク(1人)+クロアチア(1人)+ペルー(1人)。

南米王者アトレチコ・ミネイロ/ブラジルのみ、23人。

アフリカ王者のアルアハリ/エジプト(22人)+モーリアニア(1人)。

アジア王者広州恒大/中国(18人)+韓国(1人)+アルゼンチン(1人)+ブラジル(2人)

オセアニア王者オークランドシティ/ニュージーランド(10人)+イングランド(5人)+日本(1人)+スペイン(1人)+クロア(1人)+ウェールズ(1人)+フィジー(1人)+アルゼンチン(1人)+パプアニューギニア(1人)。

北中米カリブ王者モンテレイ/メキシコ(17人)+アルゼンチン(3人)+ブラジル(1人)+エクアドル(1人)+チリ(1人)。

昨年優勝したコリンチャンスはブラジル人の他、2人の他国籍選手がいた。1人がアルゼンチン国籍のマルティネス。もう1人が決勝点を決めたペルー国籍のパウロ・ゲレーロだ。

今回の大会出場全チームを見ると、合計28人のブラジル人選手がメンバーに招集されている。そのうち23人がアトレチコ・ミネイロ所属。2人がバイエルンミュンヘンのダンテとラフィーニャ。1人がモンテレイのルーカス・シウバ。残り2人が広州恒大のエリキソンとムリキ。つまり、7チーム中4チームにブラジル人がいる事になる。

彼ら、ブラジル人同士の対決にも目を離すことができない。

(文/勝田道徳、写真/Jorge in Brazil)
写真はアトレチコ・ミネイロ(ガロ)の本拠地ベロオリゾンチにあるクルビ・アトレチコ・ミネイロ