バルセロナが、ネイマールの契約金が約121億円だったと公表
2014年 01月 27日バルセロナは1月24日(金)、ブラジル代表FWネイマール(21)の獲得に、契約金や同選手の家族へのさまざまな支払いを含め合計8620万ユーロ(約121億円)かかったことをついに公表した。ジョゼップ・マリア・バルトメウ現バルセロナ会長が発表したことを、同日付け「エスタダォン」(電子版)が伝えている。
ネイマール獲得の費用に関して、1月23日に辞任を発表したサンドロ・ロセール前会長は、20日付け「G1」(電子版)などで5710万ユーロ(約80億円)だったと語ってきたが、「エル・ムンド」紙は9500万ユーロ(約133億円)に達する可能性を報告していた。秘密保持を理由に、契約に関わった当事者達が受け取った金額について明かすことを避けてきたといわれている。
しかし、バルセロナは事態を沈静化するため、ネイマールの父親ネイマール・ダ・シウバに、契約内容について公表する許可を得て、発表に踏み切ったという。
※為替は1ユーロ=140.373750円で換算。
(文/加藤元庸、写真/Getty Images)
写真は2013年6月3日、ジョゼップ・マリア・バルトメウ現会長(当時は副会長)、スポーツ監督アンドニ ・スビサレッタに挟まれ、バルセロナへの入団発表を行ったネイマール(中)