水陸両用バスでリオデジャネイロめぐりはいかが?

2014年 02月 3日

水陸両用バスリオ

2月1日(月)より、水陸両用バスで行くリオ・デ・ジャネイロ周遊ツアーがスタートしたと同日付け「エザミ」、「グローボ」(共に電子版)が報じた。

Duck Copacabana ダック・コパカバーナという名のこのツアーは、ダック・ツアー・ブラジル社が5年もかけ開発した、水陸両用バスを利用する。リオのグアナバラ湾周辺を陸上から水上へ乗り換えなく楽しめる、新しいアトラクションだ。

ツアーは、パォン・ヂ・アスーカルのロープウェイ乗り場があるウルカから出発、マリーナ・ダ・グローリアまで地上を巡る。そこから水陸両用バスはグアナバラ湾へと入って行き、湾上からコルコバードの丘に立つキリスト像、パォン・ヂ・アスーカルなど、リオの主要なスポットを見て周るといった内容。

「はじめはフロアの冗談からスタートしたんです(笑)」とは、ダックツアーの共同経営者の一人、イリヂオ・ソアーリスさん。このバスは、ブラジルで初の観光用水陸両用バスだという。

この日、ウルカを自転車で散策していたガルシア・メンデスさん(58、バー経営者)は「これは皆の夢でした。自分が生きている時代にジェームズ・ボンドがやったみたいに車で海の中に入れるなんて!」と語ったという。

約1時間30分のツアーは、料金R$100 (約4230円、為替は1ヘアウ(レアル)=42.301297円で換算)。カリオカ (リオ市民) や60歳以上、10歳以下の子供は50%割引となる。第一便は10:00、最終17:00。28席しかないので早い者勝ちだ。

水上から眺めるリオの美しい景色を堪能できるはず。カリオカや観光客にとって新たな楽しみが生まれた。

ダック・ツアー・ブラジル
電話 +55 21 4040-4307
http://www.ducktourbrasil.com.br/

(文/柳田あや、写真/Tânia Regô/Agência Brasil)
写真は2月1日(月)、初走行を行ったダックツアーの水陸両用観光バス