ブラジルのカリスマ指揮者ホベルト(ロベルト)・ミンチュクが来日

2014年 04月 1日

ロベルトミンチュク

ブラジルの指揮者Roberto Minczuk ホベルト(ロベルト)・ミンチュクが東京都交響楽団の定期演奏会シリーズに参加するため来日する。

偉大な指揮者クルト・マズアが認めた南米の逸材で、13歳でプロの音楽家として活躍し、翌年ジュリ アード音楽院に留学。16歳でサンパウロ交響楽団に入団した天才だ。

その後もマズアの弟子として、最も傑出した指揮者の一人にまで育った。現在は音楽監督として、カルガリー・フィルとリオ・デ・ジャネイロのオルケスタ・シンフォニカ・ブラジレイラを率いている。

日本では、ヴィラ=ロボスの作品を多く指揮し、「ブラジル風バッハ」の全曲録音で賞を獲った後にも来日公演して絶賛された。

4月8日のコンサートでは 同じくブラジル出身のピアニスト、ジャン・ルイ・ストイアマン氏との協奏でヴィラ=ロボスを演奏する。見逃せない組み合わせだ。

東京都交響楽団を指揮する予定は2日組まれている。

4月3日(木)19:00開演(18:20会場)
サントリーホール(溜池山王/六本木一丁目)
内容
「ウェーベルン パッサカリア op.1」
「バルトーク ヴァイオリン協奏曲第1番 Sz.36」
(ゲスト:ヴァイオリン ハンガリー出身のエステル・ハフナー)
「ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 op.68」

4月8日(火)19:00開演(18:20会場)
東京文化会館(上野)
内容:
「ストラヴィンスキー 小管弦楽のための組曲第1番」
「ヴィラ=ロボス ピアノと管弦楽のための幻想曲」
《モモプリコシ ~「ブラジルの子どもの謝肉祭」による》
(ゲスト:ピアノ ブラジル出身のジャン・ルイ・ストイアマン)
「ラフマニノフ 交響曲第1番 ニ短調 op.13」

問合せ:都響ガイド 03-3822-0727
WEBチケット:www.tmso.or.jp
チケット 1,800円~6,500円

(文/加藤元庸、写真提供/パシフィック・コンサート・マネジメント)