ブラジル代表、国際親善試合に備えてサンパウロ入り
2014年 06月 6日6月5日(木)、ブラジル代表メンバーはトン・ジョビン空港から約35分のフライトを経てサンパウロ入りしたと現地メディア(「グローボ・エスポルチ」同日づけ)が伝えた。
GOL(ゴウ)航空が用意したセレソン特別機に乗ってコンゴーニャス空港に到着したセレソンは、手を振り応援するサポーターたちに見守られながら宿泊先のホテル・トランスアメリカへと向かった。
セレソンのバスは軍警察により厳重に警備されていたため、約50名だったというサポーターたちも遠くからセレソンを見送り、手を振るのみだったという。
セレソンのバスが通る間、タモイオス通りは一時封鎖され、バスは軍警察に護衛された。この日護衛には、ワールドカップに備えて警護を行うために編成された軍警察のチームが当たったという。
しかしサンパウロ市内ではストライキのデモが行われていることもあり、交通事情は良好ではなかった。ホテルには予定より約1時間遅く到着したという。
ホテル近辺にも応援するファンは待ち構えており、セレソンの面々は温かく迎えられたという。ホテルのロビーにはちびっ子ファンたちがセレソンを待っていて、ほとんどのメンバーは子どもたちとコミュニケーションしたという。人々に取り囲まれたネイマールやダヴィド・ルイスはファンとの写真撮影やサインを切り上げてホテル入りした。
ブラジル代表は6月6日(金)にモルンビー・スタジアムでセルビアと国際親善試合を行う。
(文/麻生雅人、写真/Marcelo Camargo/Agência Brasil)
写真は6月3日に対パナマ戦の国際親善試合に出場したネイマール。ネイマールとセレソンは6日にはセルビアと国際親善試合を行う