コパカバーナにネイマールやメッシの巨大人形が登場

2014年 06月 10日

ネイマール巨大人形

6月8日(日)、リオデジャネイロのコパカバーナ海岸にネイマールの巨大人形が現われた。現地メディア(「G1」同日づけ、電子版)などが伝えている。

行進にはネイマールだけでなくダニエウ・アウベス、フッキ、ダヴィド・ルイス、やフェリパォン、ペレ、マラドーナ、メッシ、マイケル・ジャクソン、フランシスコ法王、アイルトン・セナ、1960~70年代にブラジルで一世を風靡した司会者シャクリーニャなどの人形も並んだという。

この巨大人形は、もともとはブラジル北東部ペルナンブッコ州のオリンダ市のカルナヴァウ(カーニバル)名物。カルナヴァウ(2~3月ごろ)といえばリオのサンバ・カーニバルが有名だが、ブラジル各地ではさまざまな形の祭典が行われている。

ちなみにオリンダ市は、日本戦の舞台となるヘシーフィ(レシフェ)市のお隣の市。カルナヴァウ時期だけでなく現在、6月もフェスタジュニーナとよばれる祭りの季節で、様々な出し物が街で繰り広げられている。

そのオリンダの巨大人形が訴えたのは、C型肝炎の予防キャンペーン。「知っておくべきC型肝炎、治療法のあるC型肝炎」というNGO団体が行った。同団体はワールドカップ期間中にも、開催12都市の中の4試合でキャンペーンを行う予定だという。

(文/麻生雅人、写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)