マイコン、代表から外される。ドゥンガはファビーニョを召集
2014年 09月 8日マイアミで行われたコロンビアとの国際親善試合に1-0で勝利したドゥンガ監督とブラジル代表に思わぬ波乱。
9月7日(日)、9日(火)にエクアドルとの親善試合を控えて合衆国に滞在しているブラジル代表から、右サイドバックのマイコンが外されたとブラジルのメディア(「オ・グローボ」9月7日づけ)が伝えている。
発表は日曜日にブラジルサッカー連盟(CBF)のコーディネーター、ジウマール・ヒナウジ氏によって公表されたという。
マイコンの代表資格はく奪の理由は“内部の問題”とだけ話され、詳細は説明されなかったが、休養日の土曜の次の日、日曜に宿泊所に朝帰りをしたことが原因とみられているという。
マイコンの代わりに、モナコで活躍するサイドのファビーニョ(U-21代表としても知られる)が召集されたという。
「マイコンは内部の問題で外れた。現在U-21代表としてカタールにいるファビーニョはニュージャージーで合流する予定です。できればみなさんは他の選手にマイコンに何があったか聞かないでいただきたい」とジウマール氏は語った。
その後にインタビューが控えていた選手たちも、お達しに従い、マイコンに関する質問には答えなかった。
「ジウマールがいうようにマイコンに関しての話はナシでいきましょうね。内部の問題ですから」(ダヴィ・ルイス)
その後、イタリアの「ガゼッタ・スポーツ」紙がマイコンの処分について記したという。ドゥンガ監督が選手たちに、休養日の土曜の夜12時には宿泊所への帰還を命じていたにもかかわらず、マイコンは日曜の朝7時まで行方がわからなかったという。
(文/麻生雅人、写真/Getty Images)
写真は8月2日、ロンドン。モナコ対バルセロナ戦のファビーニョ