ミスブラジル2014、セアラー州代表メリッサ・グルジェウさんが選ばれる
2014年 09月 30日9月27日(土)、ミスブラジル2014が決定した。選ばれたのはセアラー州代表、フォルタレーザ市出身のメリッサ・グルジェウさん(20)。現地メディア(「ego.」)が伝えた。
この日、セアラー・コンベンション・センターで第60回目を数えるミスブラジル2014の発表が行われ、セレモニーの模様はバンヂ放送網が独占で中継した。
ミスブラジル2014に選ばれたメリッサさんは、2015年1月18日にアメリカ合衆国のマイアミビーチで開催されるミスユニバース2014大会に、ブラジル代表候補として送り出される。
メリッサさんは、ミスブラジル2013のジャケリーニ・オリヴェイラさんから冠を授与された。この冠は金額にすると14000ヘアイス(レアル)だという。そのほかに、4万ヘアイス(レアル)相当のイブニングドレスと新車が贈られた。
準ミスブラジル2014はサンパウロ州代表のフェルナンダ・レミさん、3位はリオグランジ°ノルチ州代表のデイジー・ベニシオさんだった。
メリッサさんは発表セレモニーに親戚一同を招待するため、1人50ヘアイス(レアル)の席を約30席購入したという。
「夢を信じてあきらめなかったためここに来ることができました。夢はあきらめるべきではありません」と、メリッサさんはego.の取材に答え、「私は、いわゆるイケイケの女性だとは思っていません。素朴な美、でもカリスマ性を備えた美の持ち主だと考えています」と述べた。
ジャケリーニ・オリヴェイラは「彼女は美しく、知的です。ブラジルを代表する美を備えた女性に私が持っている冠を渡すことは誇らしいことです」とコメントした。
26州と連邦直轄区の代表、計27人が参加したコンクールでは、審査員はファッション界、美容界の著名人が務めたが、2007年のミスブラジル、ナタリア・ギマランイスさんの顔もあったため、他の審査員の注目を集めていた。
参加者は、自分の故郷にちなんだ衣裳、カジュアル・ファッション、ロングドレス、ビキニ、ワンピース型などの水着と、計5回着替えてパフォーマンスを披露した。故郷、エスピリット・サント州の聖人であるノッサ・セニョーラ・ダ・ペニャに捧げた衣裳を身に着けた同州出身のアマンダ・ヘクラさんが、伝統的なの衣裳で表彰された。
(文/麻生雅人、写真/Lucas Ismael/Band/Divulgação)