カテゴリ : 社会
2014年 10月 22日 23:00
ゴイアス州ゴイアニアで起きた連続殺人事件の犯人として(10月)14日に逮捕され、39人の殺害を自供したチアゴ・エンリケ・ゴメス・ダ・ロッシャ容疑者(26)が22日、同州のアパレシーダ・デ・ゴイアニア総合刑務所に移送されたと同日付「G1」サイトが報じた。
同容疑者は、市警での取調べ中も「人を殺したいという願望を抑えきれずに殺害した」と供述。刑務所で人を殺したらどうなるのかと訊ねたりもしていたが、捜査が終盤に差し掛かった22日に刑務所へ移送された。
市警のノルトン・ルイス・フェレイラ警部によると、事情聴取が更に必要となった場合は捜査官が刑務所に出向くとした上で、警察署の中で自殺を図ったりした事もあるので、警備がより厳重な連邦刑務所に移送すると説明した。
その後の捜査では、同容疑者が金を受け取って殺害したケースは2件である事と、同容疑者が所持していた銃と現場に残された弾の線条痕が一致した事件が、先に判明していた6人の他に2件ある事が確認されている(次ページへつづく)。
(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Polícia Civil/Goiás)
写真は10月16日、逮捕後のチアゴ容疑者
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