ブラジル統一選挙、リオ州知事は現職ルイス・フェルナンド・ペザォン知事が再選

2014年 10月 27日

リオデジャネイロ州知事に再選を果たした現職ルイス・フェルナンド・ペザォン知事

10月26日(日)に行われたブラジルの統一選挙の決選投票、リオデジャネイロ州知事には現職ルイス・フェルナンド・ペザォン知事(民主運動党:PMDB)が、有効投票の55.7%で再選を果たした。

対立候補のマルセロ・クリヴェラ氏(ブラジル共和党:PRB)は44,22%だった。白紙は3,39%、無効は13,96%、現時点の集計で棄権は22,36%だった。

有効投票数778万6011のうち、ペザォン知事の得票数は 434万3298票だった。州に登録されている投票資格を有する1210人万のうち、271万人は投票しなかった計算になるという。

ルイス・フェルナンド・ペザォン氏はリオ州ピライー生まれで59歳。経済学と経営学の学位を取得している。2014年4月にセルジオ・カブラウ前知事が退任した後、リオ州知事を引き受けた。

ペザォン氏が政治の世界に足を踏み入れたのは1980年代に入ってから。1982年と1993年に市会議員に選出され、1996年~2000年と2001年~2004年に彼の故郷で2度、市長を務めている。2007年から2014年まではカブラウ元知事のもとで副知事を務めていた。

ペザォン知事のもとで副知事を務めるのはフランシスコ・ドルネリス議員(PP)。

(記事提供/Agência Brasil、訳文/麻生雅人、写真/Fernando Maia/Pezão 15)
リオデジャネイロ州知事に再選を果たした現職ルイス・フェルナンド・ペザォン知事(左)