ブラジル厚生省のゆるキャラ、ゼー・ゴチーニョ、はしかとポリオ撲滅のための全国予防接種キャンペーンに参加
2014年 11月 3日厚生省のアルトゥール・キオーロ大臣は10月30日(木)、はしかとポリオ(小児麻痺)撲滅のための全国予防接種キャンペーンを11月8日からスタートさせることを発表した。
ブラジリアのウリセス・ギマランイス・コンヴェンション・センターで11時から始まる予定とのこと。
同発表は31日まで開催された、第14回流行病学、予防、疾病管理の国際成果発表会の中で行われた。
同会議は4日間開催され、ブラジルの公的医療保険、統一保健医療システム(SUS)関連の現場で働く約4000人の専門家を集め、セクターの環境をよりよくするための情報交換を行った。
はしかの最も一般的な症状は、発熱、乾いた咳、発疹(赤い斑点)、結膜炎、鼻水など。
麻痺型ポリオは、神経系に影響を与える障害を引き起こすことがあり、特に下肢で麻痺を引き起こすケースが多い(次ページへつづく)。
(記事提供/Agência Brasil、訳文/麻生雅人、写真/José Cruz/Agência Brasil)
10月30日、ブラジリア。キャンペーンの発表を行うアルトゥール・キオーロ厚生相(左)、ゼー・ゴチーニョ(中)、ジャルバス・バルボーザ・ランサン健康監視局長(右)