男性には興味なし!? 同性愛者の権利を訴えるミス・ブンブン2014連邦直轄区代表
2014年 11月 3日ミス・ブンブン2014の連邦直轄区代表アナ・パウラ・ソウザ(27)さんは恋人にぞっこん。恋人は女性で、彼女は男性は眼中にないことをカミングアウトしている。現地メディア(「ego.」)が伝えている。
ブラジルのミス・ヒップ・コンテスト、ミス・ブンブンの候補に応募する際、アナさんは同性愛者であることは特に知らせていなかったため、そのことを知る人はほとんどいなかったという。
後になってカミングアウトした理由については「特別に話さなければならないことだと思わなかっただけのことです。もともと控えめな性格ですし」と「ego.」へのインタビューに答えた。
アナさんの家族は彼女が同性愛者であることを知っていて、彼女のことをサポートしてくれているという。
「女性の方が男性より心配りが細かいし優しいと思います」(アナさん)
アナさんは現在女性と結婚しており、現在の結婚相手が初めての恋人だという。他の女性に興味を持ったことはなく、ミスブンブンの他の候補にも興味はないという。
「当然のことです。私はこのコンテストにはモデルとしてのプロフェッショナルな立場で参加しているのであって、プライヴェートは関係ありません」(アナさん)
唯一の悩みは、恋人に嫉妬されることだという。
「コンクールでは周りに綺麗な女性がいつも一緒にいますから。でも私はコンクールの外でも中でも他の女性に興味はありません」(アナさん)
そんなアナさんがミスブンブンに応募した理由のひとつは、レズビアンとしての権利を訴えたいからだという。
「同性同士の結婚であろうが異性との結婚であろうが、違いはありません。差別がなくなることを願います」(アナさん)
(文/麻生雅人、写真/Divulgação MBB4)
ミスブンブン2014連邦直轄区代表のアナ・パウラ・ソウザさん