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数々の名レースを産んだインテルラゴス・サーキットで勝負を制するカギはタイヤにあり!?

インテルラゴス・サーキット

ジャン・アレジ氏はさらに、「2003年以前はブラジルグランプリがシーズンの初め頃に組み込まれていたので、身体がGにまだ慣れておらず、とても苦労したものだ。私の記憶では、トラックも非常にでこぼこだった。週末が進むにつれて、各車がテスト走行を重ねるたびに、アスファルトの性質上非常に滑りやすくなり、グリップを失いやすくなった。それが今でも同じであれば、同じ体験をすることになるね」と自身の経験を重ねたコメントも披露している。

2013年、レッドブルのセバスチャン·ベッテルが勝った裏側でも、2回のピットインタイヤ交換を行ったタイヤ戦略がモノを言ったという。

ベッテルはラップ24周目、一回目のピットインで同じミディアムタイヤに、その後ラップ47周目でハードコンパウンドに切り替えた。最も固いハードタイヤは熱が入りにくく、最も良い状態でもソフトタイヤほどのグリップはないものの、タイヤの寿命は最も長く、安定したペースを出すことが可能なため、レース途中で激しい雨が予想されたにも関わらず、残りの周数とドライバーのテクニックを考え合わせた上で決定された結果だったのだそうだ。

ピレリはブラジル人モデルを起用したカレンダーを発行していることでも世界的に有名だが、ブラジル人の大好きなF1を通して、タイヤのマーケティング戦略を打ち出している。

(文/加藤元庸、写真/Cesar Ogata/SECOM)
写真は10月16日、改修が進められているインテルラゴス・サーキット。第一次補修で10月内に路面改修が行われた

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