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数々の名レースを産んだインテルラゴス・サーキットで勝負を制するカギはタイヤにあり!?

インテルラゴス・サーキット

そんな独特の雰囲気を持つインテルラゴスでのレースには熱狂的なファンも少なくないという。今季の2014年はアブダビGPでフィナーレを迎えることが決まっているため、今週末にインテルラゴスで決着がつくことはないものの、歴史的には数々のタイトルが、このインテルラゴスで決まっているそうだ。

ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリー氏は「ブラジルはピレリにとって世界最大の市場のひとつ。友人やサポーターがたくさんいることも私たちにとって喜ばしいことです。ほぼノンストップで突っ込んでいくカーブが多い同サーキットでは、タイヤに多くの負担がかかります。つまり、タイヤの戦略が明らかにレースを左右し、タイヤに関する決定が極めて重要であることを物語っているのです」と語る。

また、「これまでインテルラゴスで数々の雨天レースを見てきましたが、今回も雨天となる可能性は高いようです。しかしその雨天のために何が起こるかわからないため劇的な展開もありうるところが、ブラジルグランプリの見どころでもあります。今年もF1ファンのための熱いレースが期待できます」と、天候に関してもポジティヴな見解を示した。

現在ピレリのコンサルタントを務めている元ドライバーのジャン・アレジ氏は「私はラゴスで12回レースを経験した。ここでのレースは物理的な課題と闘うことになるが、好きなサーキットだ。コーナリングではドライバーは強いG力にさらされる。特にそれはドライバーの首の筋肉の上に重い鉛を載せるような体験になる」とサーキットについて語っている(次ページへつづく)。

(文/加藤元庸、写真/Beto Issa/GP Brasil F1)
写真は2013年11月23日、雨のインテルラゴス・サーキット。F第三回フリー走行

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