ギネスブック公認の“世界一巨大なサンタクロース人形”「ノエウザォン」、今年もサンパウロに設置される
2014年 11月 8日サンパウロ市北部ヴィラ・ギリェルミのショッピングセンター「ショッピング・ノルチ」では、11月8日(土)からクリスマスセールがスタート。
セールに合わせて、世界一巨大なサンタクロース人形が、同ショッピングセンターの近くを流れるチエテ川沿いの大通り(マージナル・チエテ)沿いにお目見えした。現地メディア(「ヴェージャ」など)が伝えている。
サンタクロースの人形は高さ約20メートル、重さ約14トン。2足のブーツ、2本の足、胴体、2本の腕、頭部、鐘、キャップの10個のパートを組み立てて作られている。組立にはクレーン車が駆り出され、約30名のスタッフが作業に当たったという。サンタ像の横には、高さ4メートルもある贈り物の箱も置かれている。
この世界一巨大なサンタ人形は、ブラジルでのサンタクロースの呼び方パパイ・ノエウにちなんで、「ノエウザォン」と呼ばれている。
チエテ川沿いの大通り沿いに2013年に初お目見えして、同年、ギネスブックに世界最大のサンタクロース人形として認定されたという。設置されるのは今年(2014年)で2年目となる。
11月8日(土)と9日(日)の両日、夕方18時から記念セレモニーが行われる予定。セレモニーにはマエストロ・ネウソン・アイリス率いる65名編成のオルケストラ・ジョーヴェン・トン・ジョビンが演奏を行う。
また8日(土)には、同ショッピングセンターではクロマキー合成によるサンタ人形との撮影イベントも行う予定。子どもたちがノエウザォンの肩のうえや、人形が手にしている鐘の上に乗っているようにみえる写真が撮影できるという。
2013年には制作の様子がyoutubeで公開されている。ショッピングセンター・ノルチの住所はサンパウロ市ヴィラ・ギリェルミ、トラヴェッサ・カザウブオノ120番。
(文/麻生雅人、写真/Marcelo Donatelli)
写真は11月7日、マージナル・チエテ沿いに設置された世界一巨大なサンタクロース人形「ノエウザォン」