FIFAバロンドール2014最終候補発表に

フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」とFIFAの共催で選出されるFIFAバロンドール2014の最終候補選手3名を12月1日（月）、FIFAが公表した。

選ばれたのはポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド（レアル・マドリード）、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ（バルセロナ）、ドイツ代表のマヌエル・ノイアー（バイエルン）。候補23名の中にあったネイマールは最終選考には残らなかった。

この3名の中から選ばれるバロンドール2014の発表はチューリッヒで2015年1月12日に発表となる。

「グローボ・エスポルチ」（12月1日づけ）によると、2008年にバローンドールに輝いているクリスティアーノ・ロナウドは、チャンピオンズリーグでも歴代最多得点となる17得点をたたき出して得点王に輝いており、リーガ・エスパニョーラでは現在13試合に出場して20ゴールを決めている。

マヌエル・ノイアーはワールドカップブラジル大会での優勝チーム、ドイツ代表のゴールキーパー。バロンドールのファイナリスト3名にゴールキーパーが残ったのは、オリバー・カーンの2002年以来だという。1963年にもロシアのレフ・ヤシンがバローンドールに輝いたことがあるが、当時はまだバロンドールにFIFAは関わっておらず、ヨーロッパの選手の中だけで選ばれていた時代だった。

毎年バロンドールの選出では、FIFAに登録されている209の代表チームと各国のメディアの代表が投票を行うとのこと。

（文／麻生雅人、写真／Ivo Gonçalves／PMPA(30/06/2014)）
写真は6月30日、ポルトアレグリ市で行われたワールドカップブラジル大会、ドイツ対アルジェリア戦。左はドイツのGKマヌエル・ノイアー