リオの老舗路上カルナヴァウ楽団「バンダ・ジ・イパネマ」、創立50年を迎える
2015年 01月 25日リオデジャネイロ市南部(ゾナスウ)の伝統的なブロコ・カルナヴァレスコ(カルナヴァウ楽団)、バンダ・ジ・イパネマは2015年のカルナヴァウで創設50年を迎える。
1月24日、楽団はこれを祝して、イパネマ地区のジェネラウ・オゾーリオ公園で公開練習を行った。練習は、今年予定されている3つの行進のために行われた。最初の行進は1月31日(土)に行われる予定で、約4万人がこの行進を待ちわびている。
2月14日と17日、カルナヴァウの2つの行進では、イパネマの道に約9万人の人々が詰めかけることが期待されている。
楽団のクラウジオ・ルイス・コエーリョ・ピニェイロ代表は50年目となる今年のカルナヴァウは、リオの街に捧げられたこの楽団にとって特別な年だと語った。そして楽団の特徴のひとつが、偏見なく自由な姿勢であることだと強調した。
「誰であろうと歓迎します。ここは民主的な空間です。そしてこれこそが楽団のスピリットを表わす唯一のトレードマークです。私たちは常に民主的であり続けるでしょう。誰に対しても扉を閉ざすことはありません」
(記事提供/Agência Brasil、写真/Tânia Rêgo/Agência Brasil)