シューシャが脱・子ども番組でブラジル版黒柳徹子に転身!?29年活躍したTVグローボからヘコールへ移籍

2015年 02月 4日

シューシャの部屋

2月3日(火)朝、ブラジルで最も有名なテレビ司会者の一人でTVグローボの顔でもあったシューシャ・メネゲウ(51)がヘコール放送網と契約を結んだ。

シューシャとヘコール局とは、3年契約を結んだという。現地メディア(「オ・グローボ」、「フォーリャ」2月3日づけ)が報じている。

ただし「オ・グローボ」は、シューシャのマネージャー、モニカ・ムニスが契約のサインはまだ行われていないと語っていると伝えている。

ヘコール局でシューシャは、午後に毎日放送される番組を制作することになるという。番組のギャンランティや利益配分に関してなどは公表されていない。

シューシャはTVグローボでは「TVシューシャ」など子ども向け番組で29年、活躍してきた。

ヘコール局のマルセロ・シウヴァ副社長は今年(2015年)1月のはじめに、大人向けの番組に起用して、”子どもたちの女神”のイメージを変えたいと語っていた。アメリカ合衆国版「徹子の部屋」ともいわれるトーク番組「エレン・デジェネレス・ショー(エレンの部屋)」の司会で知られる人気コメディアン、エレン・デジェネレスのような立ち位置を考えているという。

シューシャの去就は、TVグローボが新たに契約をしないことを示唆して以来、ブラジルの各テレビ局によって争奪戦の対象となり、どの局が契約をするか、さまざまな憶測が飛んでいた。

2013年末、シューシャは、足の裏側にある小さな骨が障害を起こす種子骨障害と診断された。同疾患は運動などによる過度な負担などで足の前部が傷つけられて起こる場合が多いという。

シューシャの場合は、番組内における、ハイヒールを履いたままのダンスやさまざまなアクションが原因で疾患が起きたという。

「TVシューシャ」の最後の放送は2014年1月25日の放送だった。

ヘコール局による新契約と、2015年に始まる新番組(「シューシャの部屋」!?)の発表は5日(木)に行われる予定だという。

(文/麻生雅人、写真/Divulgação)
TVグローボで29年間活躍したシューシャ