パルメイラスのサンバ団体マンシャ・ヴェルジ、パレードでパルメイラス100年を讃える

2015年 02月 15日

マンシャヴェルジ

2月13日(金)夜23時17分ころ、サンパウロのカルナヴァウ会場サンボードロモ・アニェンビーで2015年のサンバパレードがスタートした。現地メディア、TVグローボが伝えた。

1番手で行進を行ったのは、サンパウロを拠点にしているサッカークラブ、パウメイラス(パルメイラス)のサポーターを中心に構成されているエスコーラ・ジ・サンバ(サンバ団体)、マンシャ・ヴェルジ。

パウメイラス(パルメイラス)が昨年の2014年に創設100年を迎えたことを記念して、マンシャ・ヴェルジは”闘争と栄光の100年”と題した行進を行った。

パウメイラス(パルメイラス)の前身となったクラブ、パレストラ・イタリアが誕生したのは1914年9月。イタリア系移民によって結成された。第二次世界大戦中の1942年、イタリアが敵国となったことからクラブ名の変更を余儀なくされパウメイラス(パルメイラス)となった。

今回の行進では、そんなパウメイラス(パルメイラス)の歴史が紹介された。

グローボ系列のメディア「G1」によると、2015年のマンシャ・ヴェルジのパレードの参加人数は3500人、アーラは28、山車は5台。同エスコーラ・ジ・サンバ(サンバ団体)の創設は1995年(パレードの写真は次ページ以降に)。

(文/麻生雅人、写真/Robson Fernandjes/LIGASP/Fotos Públicas)