「HostelBookers」2014年ベストスタッフ中南米部門1位「カリオキ・ホステル」(リオ)に泊まってみた
2015年 04月 4日世界中の旅館、ホステル、格安ホテル、B&Bなどの予約ウェブサイト「HostelBookers」が発表した「ベストホステルランキング」の中南米部門において、2014年にブラジルから4つのホステルがランクインした。
その中で、ベストスタッフ部門で堂々の1位に輝いたリオデジャネイロのホステル「Kariok Hostel(カリオキ・ホステル)」に実際に泊まってみました。
カリオキ・ホステルへは、メトロ(地下鉄)1号線と2号線が通るグローリア駅から徒歩3分ほどで到着。コパカバーナビーチ、イパネマビーチまで、メトロを使って10~15分、飲食街が集まる人気エリアのラパまで徒歩10分という、リオ観光にはもってこいの好立地にあります。
有名なエスカダリーア・セラロン(セラロンの階段)へも、ホステルから徒歩10分以内で行くことができます。
リオのなかでは閑静で安全だといわれているこのエリアは、外国人観光客が多く行き交っています。筆者含め、ひとりでスーパーでの買い物やランチを楽しむ女性旅行者もちらほらいて、比較的治安が良いことがうかがえます。
ホステルに入ると吹き抜けのロビー、カラフルな廊下や壁の装飾、カフェスペースなど、おしゃれな空間が待っています。
共有スペースには、アーティストの作品が定期的に展示されるなど、ギャラリーとしても機能しているようです。Wi-Fiも完備され(たまに調子の悪いときもありましたが・・・)、無料でインターネットが利用できるPCコーナーもあります。
寝室はというと、ドミトリー、2人部屋、個室とバリエーション豊か。バス・トイレつき、エアコン付きの部屋もあります。
報道されていたように、2014年12月から2015年1月にかけて、真夏のリオは信じられないくらいの猛暑。そのため筆者はエアコン付きの部屋を選択したのですが、滞在中に命綱のエアコンがショートするハプニングがあったりして。結果的に6人部屋のドミトリーから個室まで、さまざまな部屋に泊まることになりました。その都度スタッフの対応はとても迅速で、ベストスタッフに選ばれるだけあるなあと感心!
そのスタッフの皆さん、ふだんはパッと見ではスタッフなのか宿泊客なのか判別できないくらいに、我々と一緒にホステル内で過ごしています。
一緒にキッチンでビールを飲んだり、テレビを見てああだこうだ言ったり、誰かが連れてきた子供と戯れたり・・・。日本じゃまず、スタッフが宿泊客と同じロビーでくつろぐなんて考えられないけれど、ブラジルでは珍しくないようです。
スタッフはブラジル人のほか、モロッコ人、ジャマイカ人と、実に国際色豊か。共通言語がポルトガル語なのが面白いですよね。もちろん英語も話せるので安心です。
宿泊料金は、シェアルームで一泊50レアル~(約1972円~)、個室で一泊90レアル~(約3549円~)と、長期滞在にはたいへん良心的な価格。
カーニバルシーズンや、国際的なロックフェス「ロック・イン・リオ」開催中などの繁忙期は価格が変わるため、ホームページやメールで確認を。
リオに滞在する際は、楽しいスタッフが待っている「カリオキホステル」に泊まってみることをおススメしますよ。
電話番号:+55 (21) 3178-3127
Rua Benjamim Constant, 80, Glória, Rio de Janeiro
ホームページ:http://www.kariok.com.br/
(写真・文/柳田あや)