レヴィー・クルピ・セレッソ大阪元監督率いるガロ、リベルタドーリス杯出場へ

2015年 04月 24日

ガロ

サッカーのクラブチーム南米一を決めるリベルタドーリス杯の一次リーグが終了し、16強が出揃った。

ブラジル勢の中で、最終戦の前に16強入りを決めていたのはコリンチャンスのみ。残る4チームはグループ2位以内を確保するために、「勝利が必要」「引き分け以上が必要」「2点差以上の勝利が必要」など、厳しい条件のもとに置かれていた。

中でも2年前の王者、Jリーグのセレッソ大阪元監督のレヴィー・クルピ氏が率いるアトレチコ・ミネイロ(ガロ)は、ホームで優勝経験のあるチリのコロコロ相手に「2点差以上の勝利が必要」という状況に追い詰められていた。

前半早々に先制するも、後半にPKを失敗するなど、万事休すかと思われたが、残り10分に追加点を奪い、難解なミッション”2x0″を見事クリアして逆転突破を決めた。

思えばこのチーム、2年前の南米制覇の時も「2点が必要」なら2点、2014年のブラジル杯も「4点が必要」なら4点をもぎ取って優勝している。カップ戦での勝負強さは一級品だ。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Bruno Cantini/Clube Atlético Mineiro)
写真は4月19日、対クルゼイロ戦でのガロ