カテゴリ : サッカー
2015年 05月 26日 23:37
欧州主要リーグにおけるブラジル人選手の存在感が低下していると5月25日付「フォーリャ」紙が報じた。
14/15年シーズンに、スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランスの欧州大陸5大リーグでブラジル人選手が挙げた得点数と出場時間数が、ともに昨シーズンを下回ったという。
イタリアリーグだけはあと1節残しているので多少の数値の挽回は可能だが、他の4カ国のリーグは終了しており、統計への影響は少ない。
今シーズン、ブラジル人選手の挙げたゴール数は196で、昨シーズンの241から18%減少した。
昨シーズンの9得点から22得点に伸ばしたネイマールだけが「ゴール日照りの唯一のオアシス」となっている。セレソン監督ドゥンガ「肝いり」のフィルミーノも、昨年の16得点から7得点に減らした。
ネイマール以外にはジョナタス(スペイン・エルチェ・14点)とラファエル(ドイツ・ボルシアMG・12点)の2人だけが各国リーグで得点ランク10位以内に入っている。
11/12シーズンのネネー(フランス・PSG・22点)を最後に5大リーグでブラジル人得点王は現れていない。
ブラジル人選手は得点数ばかりでなく、総出場時間も減らしている。
5大リーグにおけるブラジル人選手総出場時間は昨年の17万5294分から10.9%減の15万6183分に低下した。
(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Alex Caparros/Getty Images)
写真は5月23日、リーガ・エスパニョーラ、バルセロナ対デポルティーボ・ラ・コルーニャの試合にて。ネイマール(右)は昨年の9得点から22得点に得点数を伸ばした
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