ブラジル人旅行者が、旅行中にイラっとすることとは!?
2015年 06月 10日旅行検索エンジン「カヤッキ」が、ブラジル、ドイツ、オーストリア、スペイン、フランス、イタリア、ポーランド、ロシア、スイスの9ヶ国、4,010人の旅行者を対象に苦情を調査、その結果を発表した。
調査結果によって空の旅で多くのブラジル人旅行者が、機内でよく見かける乗客たちのある行動に苛立っていることがわかった。現地メディア「G1」が伝えている。
空港に着陸するやいなや、シートベルト着用のサインがまだ消えていないにもかかわらず、多くの乗客は立ち上がり外へ出ようと列を作る…。
そんな、着陸後すぐに外へ出ようとする乗客たちの習慣は、「機内でもっとも苛立つこと」という質問に対しブラジル人回答者が最も多く挙げた例で、回答者の30%を悩ませているという結果となった。
また、「搭乗前に30分近く並ぶ」、「手荷物受取所の前に立ち続ける」、「食事中の乱気流」についても、17%の票が集まったという。
調査はほかに、「ホテル滞在中もっとも苛立つこと」についても尋ねられた。
この項目でブラジル人回答者の38%が投票した、最も多かった苦情のチャンピオンは「チェックイン時間より早くホテルに着いたときにチェックインさせてくれなかったこと」だったという。
また、「部屋の冷蔵庫内のアイテムの価格」は29%で2位だった。
皆さんにも思い当たる “イライラ” があるだろうか。
「ブラジル人が旅行中に苛立つこと」リストは下記。
機内でもっとも苛立つこと
– 着陸後すぐに立ち上がって外に出ることを試みる人々:30%
– 搭乗前に30分近く並ぶ:17%
– 荷物がすぐに来ると思って手荷物受取所の前に立つ人々:17%
– 食事中の乱気流:17%
– 飛行機から降りて空港の施設に入るときバスに乗らなければならなかったこと:13%
– 着陸したときの拍手:4%
– その他:2%
ホテル滞在中もっとも苛立つこと
– (特に午前中に到着した場合)チェックイン時間が遅すぎる:38%
– 部屋に置かれたミニバーの法外な価格:29%
– 午後にチェックアウトすると伝えたにもかかわらず、正午過ぎにカードキーが作動しなくなった:21%
– ”起こさないで下さい” の表示を無視する従業員:8%
– 営業時間が短くゆっくりできないプール、スパ、朝食:4%
(文/柳田あや、写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)
写真は2015年2月15日、リオデジャネイロ。カーニバルシーズンのサントス・ドゥモン空港ではタクシー乗り場にも行列ができた