ジウマ大統領、グーグル社を訪問。自動運転カーに試乗
2015年 07月 2日アメリカ合衆国での滞在の最終日である7月1日(水)、ジウマ大統領はカリフォルニア州サンフランシスコのマウンテンヴューにあるグーグル社を訪問した。
ジウマ大統領はグーグル社にて、娘のパウラ・フセフィさんと共に、同社が進める新プロジェクトの、自動運転カーに試乗した。「アジェンシア・ブラジル」(7月2日づけ)が伝えている。
グーグル社で働く2名のブラジル人技術者も、大統領に自動運転カーの技術を解説するために同乗した。同車は自動車の走行に必要な情報を収集、解析するシステムを搭載しているが、「アジェンシア・ブラジル」によるとアメリカ合衆国の法律では、緊急時には、運転席に人間が座っていて運転を引き継がなければならないという。
大統領は同社の技術に驚き、称賛した。
「凄いですね! まるであなたが運転しているみたいに、車の前方にいる自転車や歩行者などの存在、信号もしっかり注視していますね。彼らは私が考えているはるか先のレベルにいるようですね。大変、感銘を受けました」 (ジウマ大統領)
また大統領は、この分野が世界を変え、より効率的で安全な公共交通機関を生み出すだろうとも語った。
(文/麻生雅人、写真/Roberto Stuckert Filho/PR)
写真は7月1日、アメリカ合衆国訪問の最終日、グーグル社で自動運転カーに試乗したジウマ大統領