あの日から1年。ブラジルサッカー連盟のツイッター投稿に批判のコメント
2015年 07月 10日“ミネイロン(ミナイラォン)の悲劇”から一年が経った7月8日、ブラジルサッカー連盟がツイッターで、ブラジル代表はまた再び輝きを取り戻すように、日々、建てなおしに取り組んでるという書き込みをした。
投稿には、誇らしげなブラジル代表のユニフォームの写真が添えられていた。しかし、まだ悲劇からの傷が癒えぬサポーターたちからは批判のコメントが山のように寄せられた。
連盟がツイートした内容は以下の通り。
「一年前、ブラジル代表を愛してやまないサポーターたちは悲しい日を過ごしたことでしょう。5つ星の重みを持つこのユニフォームが再び輝くように、一生懸命、その挑戦に勤めていきたい」
寄せられたコメントの一部は以下。
「悪い冗談はやめて。(その後の)試合でも何も改善がみられないじゃない」
「悪いことは言わない。このポストを早いうちに削除した方がいいと思うよ」
「信じられない!」
「恥ずかしくないの! あの日から1周年というのに、よくここに書き込んだものだ」
中には辛辣なジョークによる批判も。
「あなたがこの文章を打っている間、ドイツが2ゴール決めているよ!」
自国開催W杯で大敗した記憶はブラジル国民の脳裏に根強く刻まれている。国民の誇りだったサッカーにの試合であのような負け方を見せられては、国民が負った傷は深く、簡単に忘れることはできないはずだ。
この記事を書いている間、ドイツの4点目が入った~!
(文/Masao Asano、写真/Tomaz Silva/Agência Brasil)
写真は1年前、2014年7月8日、リオデジャネイロのファンフェスト会場でブラジル対ドイツ戦を観戦するサポーター