ミス・マットグロッソ2015、選ばれる

2015年 07月 11日

ミスマットグロッソ2015

ブラジルの各州で選ばれる州を代表する“ミス”のうち、マットグロッソ州のミス・マットグロッソ2015が7月9日(木)の夜、首都クイアバで選出された。現地メディア「G1」が伝えた。

選ばれたのはカミーラ・デラ・ヴァーリ・オベルステイネルさん(22、モデル)。ミスのたすきと王冠を前年(2014年)のミス・マットグロッソ、ジェシカ・フェヘイラ・ホドリゲスさん(21、学生)から受け継いだ。

身長1m69cm、体重50kgのカミーラさんは、他の15人の候補者と今年のミス・マットグロッソの栄冠を競い合った。

「私の応援団は熱心だったのでコンテストが行われている間、ずっと私は安心していられました。とても幸せです。これはとても貴重な体験です」(カミーラ・デラ・ヴァーリさん)

前年のミス・マットグロッソ、ジェシカさんが、カミーラさんに王冠の授与を行う前に壇上に上がったとき、彼女もまた大いに注目を集めた。

ジェシカさんは6月末に、2014年のコンテストのときとは全く異なる姿…長かった髪をばっさり剃り落した坊主頭をSNSで披露して話題になっていた。ジェシカさんはこの日、ターバンを巻いた姿で式典の壇上に立っていたが、しばらくしてターバンを外して噂になっていた坊主頭を披露した。変貌の理由については明らかにしなかったが、病気に関係はしていないと主張した。

ミス・マットグロッソ2015のコンテストには16名の候補者が参加。カジュアル、水着、ドレスの3部門の審査が行われ、加えて美容に関する質疑応答、キャットウォーク、親しみやすさや機智も審査された。

12名の審査員によって審査が行われたコンテストは、カジュアル部門のドレス審査からスタート、まずは6名がふるい落とされた。残った候補は、次に全員が黒色のビキニでキャットウォークを歩いた。この時点で5名がさらにふるい落とされ、5名がセミファイナルへと進んだ。

セミファイナルに残ったのはカミーラさん(クイアバ代表)と、エリカ・M・ケブラさん(ヴァルゼア・グランジ代表)、マルセラ・カストロさん(バーハ・ド・ガルサス代表)、ジャケリーニ・ソウザ・マッサヴィさん(カセリス代表)、マリアーナ・ゴメス・ジ・シケイラ(ケレンシア代表)。

ラグジュアリーなドレスでの審査を経て、カミーラさん、エリカさん、マルセラの各地域の代表3名が最終審査に残り、審査員に機智を試される質問を受けた。準ミスはマルセラさん、準々ミスはエリカさんとなった。また、ミス・エレガンスにはクリスチーニ・サンチンさん(ヴィラ・オペラリア地区)、ミス・シンパチア(感じのいい人)にはミカエラ・カンポスさん(ジャシアラ市)が選ばれた。

(文/麻生雅人、写真/Maneguini/Gcom MT)
写真は7月9日、マットグロッソ州で選ばれたミス・マットグロッソ2015のカミーラ・デラ・ヴァーリ・オベルステイネルさん(左)。右はサミーラ・マルチンス・マットグロッソ州知事夫人