フレスコボール ジャパンオープン2015を終えて(前編)
2015年 08月 20日今月の8月8日(土)、9日(日)、フレスコボールジャパンオープン2015を、無事に終えることが出来ました。
まずは、大会に参加頂いた選手、それに、本大会の為に地球の裏側ブラジルから来てくれたカミーラ・サユリ・ドイ・ダ・シウバさんとシルビア・シルバ・デ・オリベイラ(シウビア・シウバ・ジ・オリヴェイラ)さん、それに全ての大会関係者、開場に足を運んでくださったみなさんに、改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
栄えある第1回のジャパンオープン2015の日本チャンピオンに輝いた藤元・倉茂ペアにも改めて拍手を送りたいと思います。
初めてのジャパンチャンピオンです。本当におめでとうございます。本場ブラジルの迫力あるラリーを日本で見せることに成功した、初めてのペアと言えると思います。
思えば、私がこのスポーツに出会ったのは、2013年のこと。ブラジル、リオデジャネイロのコパカバーナビーチでフレスコボールに出会いました。
日本ではまだ見ぬこの「フレスコボール」というスポーツを日本に持ち帰ろうと思い、スーツケース満タンにフレスコボールのラケットを詰め込み、今回ジャパンオープン2015が開催された三浦海岸に持ち帰ったのが、とても昔のことのようです。多くの皆様のご協力により、2年間でジャパンオープンを開催するまでに至りました。
今回、ジャパンオープン2015の開催にあたり、1つの大きな転機となったのが、今年3月行われたメキシコワールドカップへの参加でした。
まだフレスコボールを始めたばかりの素人集団ともいえる日本代表団で、アジア唯一の出場国としてメキシコに乗り込み、15ケ国の参加国の中で多くの交友を深め、そして、本場のプレーを目の当たりにした、大変意味のある大会となりました。
メキシコ大会から帰国後、早速、このジャパンオープン2015の直前準備に追われる中で多くの課題に直面することになりました。今日はちょっとその裏話を少し書きたいと思います(次ページへつづく)。
(文/窪島剣璽、写真提供/日本フレスコボール協会)
写真上、第一回フレスコボール ジャパンオープンの開会式。写真中は優勝ペアの倉茂選手、写真下は表彰式での藤元・倉茂ペア