坊主頭にしたネイマール。疑惑の注目を逸らすため先輩を真似!?
2015年 09月 28日9月25日(金)、第三連邦地方裁判所のカルロス・マウタ裁判官は脱税容疑でネイマールの資産1億8880万ヘアイス(レアル)、約57億円を凍結したと現地メディア「グローボ・エスポルチ」が伝えている。
容疑は2011年から2013年にかけて脱税された疑いのある6350万ヘアイス(レアル)に対するもの、とのこと。そして、資産凍結を宣告された次の日、ネイマールは坊主頭を披露した。
26日(土)、トレードマークとも言える独自のヘアースタイルで有名なネイマールは、ラス・パルマス戦が行われるカンプ・ノウ・スタジアムに入場し、坊主頭を披露。即座に注目を浴び、観客を驚かせた。ネイーマルの坊主頭はサントスでデビューした2008~2009年以来のこと。
今回のネイマールの行動について、脱税疑惑の話題を逸らすためにそうしたのではないかと、ニュースサイト「iG」は伝えている。
マイナスイメージや話題を”ドリブル”するためにヘアースタイルを変える行為は、ネイマールが初めてではない。
2002年ワールドカップ、先輩ロナウドが大会中に大五郎カットを披露している。当時、マスコミがロナウドの怪我が悪化しているのではないかと伝えていた。その話題を吹き飛ばすため、ロナウドが思い切ってヘアースタイルを一変したといわれている。
ロナウド同様、ネイマールが今回の疑惑を逸らすことができるか注目したい。
(文/Masao Asano、写真/Reprodução/Twitter)
写真は9月26日、カンプ・ノウ・スタジアムに坊主頭で登場したネイマール