2018年W杯ロシア大会の南米予選、ダヴィ・ルイスとマルセロ・グロエはベネズエラ戦に欠場

2015年 10月 11日

ダヴィ・ルイス負傷

2018年W杯ロシア大会の南米予選でチリのサンチアゴに滞在していたブラジル代表はブラジルへ帰国。10月9日(金)の夜21時30分ごろ、ベネズエラ戦が行われるフォルタレーザのホテルに到着した。現地メディア「グローボ・エスポルチ」が伝えている。

ブラジル北東部セアラー州の州都フォルタレーザにあるアレーナ・カステラォンは、2014年のワールドカップ・ブラジル大会でも会場となったスタジアムのひとつ。ブラジルはメキシコと対戦した。同スタジアムで13日(火)にべネズエラ戦が予定されている。

フォルタレーザではブラジル代表のメンバーは待ち受けるサポーターたちに熱烈な歓迎を受けた。代表メンバーは滞在するグラン・マルキッシ・ホテルに入り、10日(土)午後から早々、トレーニングが開始される予定。ホテル前にも熱心なファンが、選手たちが到着する30分前から待ち構えていたという。

しかしフォルタレーザ入りしたメンバーの中にダヴィ・ルイスとマルセロ・グロエの姿はなかったという。ブラジルサッカー連盟はすでの同2選手がベネズエラ戦のメンバーから外れていることを公表している。

ダヴィ・ルイスは8日(木)の対チリ戦で左ひざを負傷、マルキーニョスと交代している。GKマルセロ・グロエは肩に問題を抱えているとのこと。サンチアゴでのトレーニング中に発覚したという。ブラジル代表の担当医ホドリゴ・ラズマール氏の診断で、両者のべネズエラ戦までの回復は困難と判断されたという。

(文/麻生雅人、写真/Rafael Ribeiro/CBF)