夏を迎えたブラジル。リオは猛暑で体感温度43.8℃を記録

2015年 12月 24日

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南半球にあるブラジルでは、12月22日(火)2:48から、暦上の夏が始まったと、現地メディア「G1」が報じた(12月22日づけ)。

夏の初日、リオデジャネイロでは早朝から強い日差しが照りつけ終日晴れ。コパカバーナ、イパネマ、レブロンなどの主要な海岸沿いは、リオ市民や観光客で賑わった。

国立気象院(INMET)によると、最高気温はイラジャーで38.1℃に達し、ゾナ・オエスチ(市の西部)にあるセントロ地区(旧市街区)では体感温度が43.8℃に達したという。

気象学者によると、2016年のリオデジャネイロ市は、2015年よりもさらに猛暑となるだけでなく、非常に暑い日の後には雷雨や豪雨をもたらす可能性があるという。

また、G1が専門家に聞いたところ、これはいわゆるエルニーニョ現象で、12月の時点で体感温度はすでに50℃近くまで達しているとのこと。

まだまだこれからが夏本番のブラジル、どこまで気温が上がるのか。外出の際は、水分や塩分をこまめに取って、熱中症対策を忘れないようにとメディアも呼び掛けている。

(写真・文/柳田あや)
写真は、12月23日、海水浴客で大賑わいのイパネマ海岸