カテゴリ : 社会
2015年 12月 29日 03:02
グローボ系ニュースサイト「G1」が12月26日づけで伝えたところによると、ブラジル北東部のセアラー州で25日午後、真夏の空から雹(ひょう)が降ってきたという。
しかも、同地域で雹(ひょう)が降ったのは今週に入ってから2回目とのことだ。
「雨が降ってきたと思ったら、雨に当たったと思った手や足に痛みを覚えました。その時に雹だったのだと気づきました。雹交じりの雨は20分ほど続き、稲妻と雷鳴がすごかったです」(セアラー州バルバーリャ市在住、ホドウフォ・ソアーレスさん)
同市在住のクレメルソン・ドス・サントス・カルロスさんは25日、雹が降る様子をスマートフォンで撮影していた。クレメルソンさんによると、雹は夕方4時40分ごろから5時ごろまで降り続いたという。グローボ系列のCETVなど報道番組もクレメルソンさんをはじめ民間人によって撮影された動画を放送した。
前日の24日の午後にも同州のウバジャラー市で雹が観測されている。セアラー州気象・水資源観測基金はこの地域にまとまった雨が降るとの予報を出していた。市民の目撃情報によると、雹交じりの雨は夕方5時ごろ降りだしたという。
(文/余田庸子、写真/Reprodução/CETV 1ª Edição/TV Verdes Mares)
写真はTVグローボ系列CETVで紹介されたクレメルソンさんが撮影した雹(ひょう)。TVグローボ系列の番組はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴の問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで
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